去る4月某日、大阪・扇町公園で「日本・モンゴル文化交流~チンギス・ハーンの祭礼~(主催:モンゴル青旗協会、NPO法人もみじ)が開催された。
このイベントは2006年から始められ、今年で13回目を迎えたとのこと。
「衣・食・住」をテーマにゲルの組み立てや民族衣装・楽器・書道・折り紙・料理・フェルトでの小物づくりなどさまざまな体験を通し、日本・モンゴルの文化交流を目的としている。こういった体験のなかでも特に人気なのが迫力満点の内モンゴルの相撲「ウジュムチン・ブフ」のトーナメントなのだそう。
当研究所メンバーおよび特派員もこのトーナメントに参加し、初めてウジュムチン・ブフの実戦経験を積むことができた。
特派員を務めてくださったのは、当研究所メンバーとも深い繋がりのある野村洋平さん(MMAジム・BLOWS所属)。元プロ総合格闘家で柔術黒帯、柔術日本一という輝かしい経歴の持ち主で、現在も活躍中。民族格闘技にも関心があり、お忙しい中今回の依頼を快く引き受けてくださった好漢だ。この場を借りて御礼申し上げます。
イベントの雰囲気などを交えつつ、ブフを体験して感じたことをまとめた研究員・特派員レポートが上がったので、皆様にご紹介したい。
その前に、ブフの主なルールについてはこちらを参照いただきたい。
おさらいができたところで、いよいよ次回はレポート本編です。
~つづく~